企業ブランディング

会社の想い、ビジョンを
ズレなく伝える。


企業ブランディングの目的

 企業ブランディングとは、「企業のブランドイメージを高めていくことを目的とした活動」のことをいいます。マーケティング視点からみますと、「他社とは違う個性を確立して、企業価値の向上を図ること」とされています。

企業ブランディングでは、株主、従業員、行政、取引先、地域社会など、全体に発信していきます。そのため、企業ブランドは、製品と違い、多くの要素から構成されています。

最終的には、「このブランドだから買いたい」というイメージと意識を顧客に持ってもらうことがゴールとなります。


企業ブランディングの効果

01

価格以外の
価値を創出する

 まず「価格競争」に巻き込まれないためにも、企業ブランディングはとても重要と考えています。
例えば、どんなに素晴らしい製品を作り出しても、そのうちもっと安くて似ている商品が必ず市場に売り出されます。
そんなとき、ブランディングがしっかりされていない場合は明確に価値や他社との差別化を提示できず、簡単に価格競争に巻き込まれてしまいます。
ブランディングをすることで顧客に価値が伝わり、ユーザー離れを防ぐことができます。

02

収益の向上

 例えば、「知らないブランドのカバン」と「有名ブランドのカバン」のどちらを買うかで悩んでいたとします。
デザインや素材もよく似ていて、有名ブランドのほうが少しだけ高いという場合を考えます。この場合、多くの人が多少の値段の差なら有名ブランドのほうが信頼できると考え、そちらを選ぶ傾向にあります。
ブランディングによって獲得した商品の価値は、類似したサービスが登場したとしても簡単には揺らぎません。コストがかかろうとも、より安全で信頼できる「ブランド力」がある企業との取引は重視されます。
企業ブランディングが成功すれば継続利用してくれる顧客が増えるため、売上・利益拡大につながると考えています。

03

優秀な人材の確保

  有名な企業に就職したいという気持ちは、ブランド品が欲しい、高級車が欲しいという気持ちと似ているかもしれません。
企業の知名度が上がれば、そこで働きたいと思う人も増え、そうなると自然と優秀な人材が志望してくるようになります。
業種、条件、待遇などがほとんど変わらない2つの企業があり、片方がとても有名な企業で、もう片方は無名の企業だった場合、ほとんどの人が有名な企業のほうを選ぶでしょう。
これもブランディングにより得られる効果といえます。